WorkSpacesのカスタムイメージを別アカウントに共有してみた
こんにちは、リサリサです。
WorkSpaces のカスタムイメージの共有または共有解除 をしてみました。
WorkSpacesのカスタムイメージとは?
WorkSpacesは1ユーザーにつき1台起動するので、複数人が利用する場合複数台起動することになります。
AWSに用意された何も設定のされていないWindowsを使うと、ソフトウェアのインストール作業を全ユーザーがそれぞれのWorkSpaceに対して行うことになり大変です。
なので、ソフトウェアのインストール等をしたカスタマイズイメージを元にWorkSpacesを起動することができます。
カスタムイメージの作成方法や、そのカスタムイメージからWorkSpacesを起動する方法は以下ブログを参照ください。
今回はそのカスタムイメージを別アカウントに共有してみました。
やってみた
共有元アカウントの作業
「WorkSpaces」の「イメージ」から共有したいカスタムイメージを選択。
「アクション」⇒「詳細を表示」を選択。
「共有アカウント」の「アカウントを追加」を選択。
共有先のAWSのアカウントIDを入力して、「イメージの共有」を選択。
「共有アカウント」に共有先のAWSアカウントIDが表示されれば、共有元の作業はおしまいです。
共有先アカウントの作業
共有元アカウントの作業が終わると、カスタムイメージの共有自体はできているのですが、共有されたカスタムイメージはそのまま使用できません。
共有されたカスタムイメージからバンドルを作成しようとしても、「バンドルの作成」がグレーアウトされて選択できません。
共有されたカスタムイメージをコピーして、所有者が共有先自身となるカスタムイメージを作成します。
共有されたカスタムイメージを選択。
「イメージをコピーする」を選択して、新しくカスタムイメージを作成します。
以上で、カスタムイメージの共有は完了です。
最後に
共有したカスタムイメージはそのまま使うことができないので、共有元はいつ共有を解除しても問題なく、依存関係も生まれないので安心だなと思いました。
どなたかのお役に立てれば幸いです。